診療科・部門

臨床工学部

臨床工学技士って知っていますか??

臨床工学部集合写真

臨床工学技士とは文字通り医学的な分野と工学的な分野からなる技術と知識を備えた専門スタッフです。人の呼吸・循環・代謝といった生命の維持に直接つながる機能を代行・補助する装置を‘生命維持管理装置’と呼びます。これらの機械の操作および保守点検を行いながら、機械だけでなく医師や看護師と共にチーム医療の一員として患者様の治療を全力でサポートしています。『工学』という言葉から男性が多そうなイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、わがしげい病院では男性12名と女性18名の計30名のスタッフで構成されており、実は女性の力が強いかもしれません………(汗) 

血液浄化業務

透析装置メンテナンス

私たち臨床工学技士をみかけることが一番多いのがこの血液浄化療法センターです。腎臓の機能を代行する人工透析装置の操作・保守・点検だけでなく、患者様のバイタル管理やシャント穿刺まで行います。透析患者様の安全で快適な治療をサポートできるように看護師と共に力を合わせています。また、残留塩素やエンドトキシン濃度の確認など透析の要ともいえる水の正常化にも努めています。

呼吸療法業務

呼吸療法業務

 呼吸が停止・また自力で十分な呼吸ができない患者様の補助をする人工呼吸器。こちらも私たちが率先して取り扱う機械の一つです。
 透析装置同様に機械が安全に作動できるよう保守・点検はもちろん、日々病棟をラウンドし安全に稼動しているか確認しています。

医療機器管理業務

医療機器管理業務

 院内ではこれまであげた機械の他にも輸液ポンプや心電図モニターなど多種多様な医療機器が多くの場所に備わっています。近年の医療機器は目を見張るほどの高度な機械です。私たちは中央管理として院内の機械の使用状況を把握し、貸出を保守管理します。さらに、新規やバージョンアップされた機械は、医療従事者に向けての操作の勉強会などを開いたりと、医療事故防止に向けて取り組んでいます。