診療科・部門

腎臓内科

腎臓専門医が平日の午前中毎日診療ができる体制となりました。

お気軽にご相談ください。

  • 腎臓内科受診を奨められた方
  • 蛋白尿や血尿が出ている方
  • クレアチニン値が高い方
  • 腎機能に不安がある方

医療関係者の方へ

保存期慢性腎臓病(CKD)の診断から、血液透析のみならず腹膜潅流の導入と維持透析、アクセス管理、合併症管理、腎臓リハビリなど、慢性腎臓病(CKD)診療に一貫して対応できる施設として地域医療に貢献して行きたいと考えています。腎疾患領域でのご相談ありましたらご紹介をお待ちしております。

進化する腎臓病治療
  • 最近ではCKDに関連して新しい薬が多数発売されています。
  • HIF-PH阻害薬による腎性貧血の内服治療が可能になりました。
  • SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬、選択的アルドステロン拮抗薬のアルブミン尿減少や腎機能保護効果が注目されています。

これら最新の治療についても積極的に取り入れてまいります

ご紹介の時期について

CKDであればどのステージでもご紹介ください。

eGFRが下がりきらない早期(eGFR45以上の時期)にご紹介いただけると、治療介入の効果がより期待できます

 早期から関わらせていただくことで患者さんとの信頼関係を築く時間を持てるので、SDMに基づいた腎代替療法選択が効果的に行えます。また安楽で円滑な透析導入が実現できれば、透析導入後のQOLや生命予後が、より良好であると言われています。

 さらに専門的にチームで介入が必要な場合はCKD外来に通院していただく場合があります。いずれの場合もかかりつけの先生との併診ができます。

かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関への紹介基準

(作成:日本腎臓学会、監修:日本医師会)

かかりつけ医から腎臓内科・専門医療機関への紹介基準
  • 上記以外に、3ヶ月以内に30%以上の腎機能の悪化を認める場合は速やかに紹介。
  • 上記基準ならびに地域の状況等を考慮し、かかりつけ医が紹介を判断し、かかりつけ医と専門医・専門医療機関で逆紹介や併診等の受診形態を検討する。

腎臓専門医・専門医療機関への紹介目的(原疾患を問わない)

  1. 血尿、蛋白尿、腎機能低下の原因精査。
  2. 進展抑制目的の治療強化(治療抵抗性の蛋白尿〔顕性アルブミン尿〕、腎機能低下、高血圧に対する治療の見直し、二次性高血圧の鑑別など。)
  3. 保存期腎不全の管理、腎代替療法の導入。

原疾患に糖尿病がある場合

  1. 腎臓内科医・専門医療機関の紹介基準に当てはまる場合で、原疾患に糖尿病がある場合にはさらに糖尿病専門医・専門医療機関への紹介を考慮する。
  2. それ以外でも以下の場合には糖尿病専門医・専門医療機関への紹介を考慮する。
    1. 糖尿病治療方針の決定に専門的知識(3ヶ月以上の治療でもHbA1cの目標値に達しない、薬剤選択、食事運動療法指導など)を要する場合
    2. 糖尿病合併症(網膜症、神経障害、冠動脈疾患、脳血管疾患、抹消動脈疾患など)発症のハイリスク者(血糖・血圧・脂質・体重等の難治例)である場合
    3. 上記糖尿病合併症を発症している場合

なお、詳細は「糖尿病治療ガイド」を参照のこと。

診察担当
内科部長
桑名 仁 (くわな ひとし)
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本内科学会 認定内科医
内科部長、血液浄化療法副センター長
松原 龍也 (まつばら たつや)
日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医
日本透析医学会 透析専門医・指導医
日本内科学会 総合内科専門医
院長、血液浄化療法センター長
有元 克彦 (ありもと かつひこ)
日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医

内科医長
澤木 了 (さわき りょう)
日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医
日本透析医学会 透析専門医
日本内科学会 認定内科医

内科医長
生田 悠 (いくた はるか)
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本透析医学会 透析専門医
日本内科学会 認定内科医

内科部長
田中 圭 (たなか けい)
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本透析医学会 透析専門医
日本内科学会 認定内科医

 

診察日時

月・火・水・木・金 [午前中 予約制]

受診当日は9:30にご来院ください。

受診の流れ

事前に腎臓内科問診表と検尿キットを郵送させていただきます。
記入済みの問診表と受診当日の早朝尿を持参してご来院ください。
絶食の必要はありませんので軽めに朝食をとってもいただいてかまいません。
薬がある方は内服してください。
会計終了は午後1時を過ぎる場合もありますのであらかじめご了承ください。

お問い合わせ

しげい病院 地域連携室
TEL:086-422-3655(代)