8月に倉敷中央病院から研修に来られていた鹿野真代先生より研修のご感想をいただきました。鹿野先生お疲れ様でした！ありがとうございました

　8月の1ヶ月間、しげい病院で地域研修をさせていただきました。
　期間中は回復期リハビリテーションの患者さんを担当させていただき、透析センターや訪問看護、訪問リハビリ、通所リハビリなどの見学もさせていただきました。
　回復期リハビリでは、退院後の生活を意識したプログラムが組まれており、退院前カンファレンスで自宅の構造上の問題点を話し合うなど、患者さん一人一人の背景に沿った治療・ケアが行われていていることに強い印象を受けました。カンファレンスに多職種の方が集まり、様々な観点から問題点を話し合っておられることも印象的でした。
　訪問看護や訪問リハビリでは、実際に患者さんの生活の場に伺うことで、ケアがその方らしい生活の一助となっていることを知り、感銘を受けました。
　透析センターでは、岡山県最大規模の透析病院として、特に災害対策に心を配っておられるのを拝見し、地域を支えることの責任と重要性を学ばせていただきました。
　普段の研修では、急性期の診断・治療に意識を集中しがちでした。しかし今回の研修を通して、急性期治療は患者さんが生活に戻っていく流れの一部分でしかないことを実感致しました。
　お忙しい中ご指導くださった先生方、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。