7月に倉敷中央病院から研修に来られていた中谷誠二先生より研修のご感想をいただきました。中谷先生お疲れ様でした！ありがとうございました😀

　地域医療研修として2020年7月の1か月間、しげい病院でお世話になりました。
　患者・家族・多職種が双方向性を持って協力することで医学的側面からのみならず、社会資源や人的サービスを利用して、疾病罹患前の生活にどのようにすれば戻れるか、また、併存疾患と如何にして上手に付き合っていけるのかについて学びました。
　透析患者が多く、個々の透析条件を記したカードを利用することで、2年前の豪雨災害と同じような状況になったとしても、どこでも血液透析を受けられるような対策をとられていました。リハビリテーションも年中無休でされており、入院患者がリハビリテーションを毎日心待ちにし、積極的に参加し自身の疾患を受け入れ、上手に付き合っていこうと日々努力されているのが印象的でした。
　また、「はぁもにぃ倉敷」「倉敷昆虫館」「重井医学研究所」など他施設を有しており、基礎医学から退院後の社会生活まで、多面的なアプローチで人と社会とに関わっておられ、非常に感銘を受けました。
　1か月間という非常に短い期間でしたが、多くの人のご協力のもと、これからの医師人生で大切な考え方を学べました。ありがとうございました。